バズのブログ

人生楽しく前向きに。読書や育児で日々成長。 妻の癌闘病を機に仕事人間から家族中心に激変。 子育て/読書/絵本/映画/旅行/

<妻の闘病記13>謎の皮膚の炎症。リムパーザの休薬。皮膚筋炎の可能性。


抗がん剤治療を終えて、リムパーザという薬を飲み始める。最初は若干気持ち悪い時もあったようだが、徐々に落ち着いてきた。


一ヶ月後の検診でも、腫瘍マーカーの値も安定している。おなかの傷も抗がん剤が終わったからか、ほとんど良くなっている。


このまま順調にいけば、夏休みは、どこか旅行にいけるかも、と考え始めていた。


抗がん剤治療を終えて2ヶ月目に入った頃、妻の皮膚に赤みがでてきた。最初は鼻のあたりで、花粉症かなとか話をしていた。


だんだん赤みが強くなってきて、指とかにも湿疹がたくさんでてきた。何かおかしい。病院で診察してもらうことにした。


血液検査でCKPという値が1400くらいで、筋肉が壊れているというこのようだ。

 

リムパーザの副作用の可能性もあるということで、一旦、休薬することになった。癌の再発リスクを考えると厳しい選択だがやむを得ない。

皮膚科で膠原病の検査もやってもらったが、その時は特に問題ないという判断だった。


それから休薬となり1ヶ月たつが、赤みはなかなか消えないし、むしろ徐々にひどくなっていっている気がする。血液検査の値もほとんど下がっていない。マスクをしても赤みがひどくて目立つ。妻は本当に辛そう。昔から美容にも気を遣っていた方だし、人前にでるのもイヤに違いない。子供達も心配そう。


だんだん手が上がりづらくなってきてるし、歩くのも少し大変。ゴールデンウィークに入る前に、病院で検査。CKPの値が2000を超えている。相当高い状態。皮膚筋炎とかいう病気の可能性があるとのこと。ゴールデンウィークの後に検査結果がでるみたい。


帰ってから皮膚筋炎について、ネットとかで調べてみたが、症状は明らかに合致。難病指定されている病気のよう。次から次に、試練は続く。

 

本人も相当ショックであるし、私自身とてもとてもこたえた。皮膚筋炎は、皮膚に炎症ができるし、全身がむくむ。それが完治するかどうかもわからない病気となれば、おしゃれが好きな妻にとっては、本当につらそう。人前にでたくないし、整形をしたい人の気持ちがわかるというような言葉もでるようになった。

 

私自身もどうしてやることもできない。この状態が続いたらどうなるのか。もし、万一のことがあったらと思うと、私自身も怖くなる。旧に涙がでてきたり、妻がつらそうな姿をみると泣きたくなる。涙は見せたくないが、どうしようもない。

 

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