・お腹の傷が深いため、皮膚移植の再手術も選択肢としてあったが、抗がん剤治療を優先することになった。抗がん剤治療で傷が治りにくくもなるみたいだが、命には代えられない。すぐに抗がん剤治療の開始が始まる予定だったが、また問題が発生。
・息子が熱を出したため、病院に連絡したところ陽性。すぐに妻に連絡し、実家に移ってもらうことになった。数日後には抗がん剤治療で入院、その前にコロナ検査も予定されていたところだった。
・翌日、娘も熱がでて病院にいったところ、コロナ陽性。次の日、私自身も病院にいったらコロナ陽性。子供たちが苦しそうで、夜もよく泣く。僕も熱が39度を超えてるが、抱っこしたり、着替え変えさせたり、寝るに寝れない状況がつづく。
・さらに、実家に避難していた妻も熱がでてきたようで、病院にいく。コロナ陽性。重症化リスクも高い状況。抗がん剤治療は延期することに。幸いなことに、義母がコロナ陽性にならずに済んだ。
・自分自身もコロナで本当に苦しかったし、子供たちも可哀そうだし、妻のことも心配でたまらなかったが、このときは、あきらめというよりも達観していた。何かしたくてもどうしようもないし、なるようにしかならないと、いう感じだった。
・子供たちは数日で元気になり、妻もひどくならずに済んだ。そしてようやく妻が戻ってきて、抗がん剤治療が始める準備が整った。