転車で日本一周したことが、想像以上に新聞に大きく掲載されたが、思わぬ反響があった。出身の小学校の六年生向けに
自転車一周の話をしてほしいと連絡があった。特に断る理由もなく了承して、何の準備もなく、当日を迎えた。地図を用意してくれてて、旅の思い出とかを思いつくまま話をした。
何を話したか、あまり記憶はないが、伝えたい思いとしては、
世の中いろんな人がいるといるよ!いろんな生き方があるよ!ということだった。これは、僕の印象ではあるが、田舎ほど、保守的というか、
いろんな生き方を認めない空気があるように思う。
ちゃんと親や先生の言うことを聞いて、学校をみんなと一緒に卒業して、
ちゃんと就職するのが偉い。そんな価値観が当たり前だとおもってた。うまく伝わったかどうかはわからないが、途中で鼻血が出た子がいたのは覚えてる。それでざわついた。そうえいば、市から謝礼も少しだったけど、もらった。
それは嬉しかった。